「子どもを持つかどうか」
それは誰にとっても、とても個人的で、大切な人生の選択です。
けれど現実には、年齢や仕事、体調、経済的な不安など、さまざまな事情が重なり、“選べるはずの未来”がいつのまにか遠ざかってしまうこともあります。
“妊活”という言葉が広まり、情報が行き交うようになった今、その中で迷いながらも前に進もうとしている人たちの声に、社会はどれくらい耳を傾けられているでしょうか。
この現実は、労働力や経済の話だけでなく、「生きたい未来を選べる社会かどうか」という視点で捉える必要があると、私たちは感じています。

世界中で進む、“子どもが生まれにくい時代”
少子化は、日本だけではなく、世界中で進んでいます。
たとえば韓国では、2023年の出生率が0.72と過去最低に。イタリアやスペインでも1.2前後にとどまり、OECD各国の多くが人口を維持できない水準にあります。
日本でも、将来的に人口が現在の半分以下になると予測されており、社会全体がこの問題と向き合う必要がある時代に入っています。
とはいえ、これはただ数字の問題ではありません。

「どう生きたいか」「どう生きていきたい人を支えられるか」そんな視点から考えることも、大切なのではないでしょうか。
妊活という選択に、そっと寄り添いたい
私たちフェリアラボが“妊活”というテーマと向き合っているのは、「子どもを持つべき」とか「妊活はこうあるべき」と考えているからではありません。

どんな未来を望むかは、人それぞれです。
ただ、もし「子どもが欲しい」と願う人がいるのなら、その気持ちを素直に大切にできる社会であってほしい。
その願いに、少しでも安心や選択肢を届けることができたら______________
そんな想いから、私たちは“妊活”を考えるようになりました。
企業としてできることは限られていますが、信頼できる情報や、丁寧に作られた製品を通じて、「自分のペースで、納得して選べる」環境を整える一助になりたいと考えています。
企業理念に込めた想い
フェリアラボは、「人と社会の可能性を最大限に引き出し、希望の循環をつくること」を企業理念に掲げています。
この言葉には、人生の選択肢に迷う人、迷いながらも前に進もうとする人、そしてその姿に心を動かされるすべての人への敬意と願いが込められています。
“希望の循環”とは、誰かの選択や行動が、別の誰かの勇気や前向きさにつながっていくこと。
小さな選択の連鎖が、やがて社会を少しずつ変えていく力になると、私たちは信じています。

妊活を支えることも、そのひとつ。「自分の人生を、自分で選べる」その力を、静かに、でもしっかりと後押ししたい。
それが、フェリアラボの目指す姿です。
“選べる未来”のそばにいたい
妊活をするかしないか、子どもを持つかどうか。どちらの選択も、尊重されるべき大切な人生のかたちです。
でも、もし「本当はこうしたい」という想いを、誰にも言えずにしまい込んでしまう社会であるとしたら――そこに少しでも、支えや選択肢を届けられたらと思います。
フェリアラボは、科学と誠実さを大切にしながら、自分の未来を、自分の言葉で選べる人を、そっと支えていきたい。
“妊活”というテーマも、あくまでその延長線上にあるものとして、これからも私たちは、できることを一つひとつ丁寧に続けていきます。
なお現在、私たちの想いと製品へのこだわりをより多くの方に届けるため、クラウドファンディングにも挑戦しています。もしご関心がありましたら、LINEでお友だち登録のうえ、リッチメニューより詳細をご覧ください。
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